スマートフォンやPCの普及に伴い拡大してきたWEB市場。ここ数年のソーシャルディスタンスや自家需要の高まりもあって、お客様から「オンラインショップの早急な整備が必要」というご相談が増えております。

オンラインショップは企業理念、商品デザイン、販促表現、等、磨き上げたブランドを複合的に表現でき、全国にファンを拡大するための窓口として重要な媒体と考えております。

サイトの立ち上げと同様に大切なのが、更新しやすいプラットフォームを選ぶことと考えます。

商品情報の更新はもちろん、入荷情報などのお知らせの発信、Twitter、Instagram、Facebook、Tiktok等のSNSとの連携、販促情報の画像・テキストの変更や追加、新規ページの作成、ブログ記事など、サイト運営において更新が必要な箇所は多岐に及びます。

こうした更新作業を、都度制作会社に依頼する必要がある構造にすると、運営コストが膨らみ、サイト運営のノウハウが社内に蓄積されづらいデメリットがあります。（もちろん、プロに任せて美しく仕上げられるメリットもあります。）

ECサイトのためのプラットフォームは多岐に渡りますが、よく比較検討のご相談をいただく対象としては、BASE、WIX、等のSaas系サービスや、EC CUBE等を用いて自社管理サーバでの構築、Amazonや楽天などのモールへの出店などが挙げられます。

Saas系サービスか自社管理サーバ構築との比較では、セキュリティの観点から基本的にはSaas系のサービスを推奨しております。

また、Amazonや楽天などのモール出店は、集客力の高さが非常に魅力ですが、出店のための固定費が現状の売上状況や出店後の売上見込みが見合う場合は有効と考えます。

オンラインショップ立ち上げでは「小さく始めて大きく育てたい」というご要望が多いため、更新の容易さとデザイン性の高さのバランスからShopifyをおすすめしております。主な理由としては、

①様々な業種にマッチする豊富なデザインテンプレート

②商品情報の追加や更新が容易

③サイトデザインをドラッグ＆ドロップで直感的な操作で組み換え可能

④ブログ、SNS連携、メルマガ配信等の情報発信施策がワンパッケージ

⑤Shopify管理サーバによる（自社サーバを持つリスクのない）強固なセキュリティ、世界トップクラスシェアによる信頼性

が挙げられます。

日本国内の決済システムへの対応バリエーションでは、BASEが優れていると考えますが、クレジットカードや銀行振込等の基本的決済方法であればShopifyで十分問題ないと考えます。（他の決済方法を選ぶことも可能です。）

また、BASEは無料から運営に取り組むことができるため「BASE店」という形で併用した複数出店を行うケースもあります。